雲取山
雲取山周辺地形図  
 この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッ
 シュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平19総使、第512号)
 
 
 2007/2/4
(晴れ)
 
8:05 雲取山山頂 2017m 11:48 小袖登山口 760m
8:35 奥多摩小屋 1760m      
   (小休止 30分)        
9:35 ブナ坂        
10:06 七ツ石山への分岐            総時間:3時間43分
10:30 堂所 1230m        (歩行時間:2時間58分)
   (小休止 15分)        
 
 
 @ 雲取山山頂
 
 朝は5時半に起床。持ってきた衣類を全て着込んで外に出てみました。空はまだ暗く、東京の街の灯りが美しく動いています。冬の灯りはまるで生き物のよう。
 
 しばらくぼーっとしていると、水平線が明るく輝き始め、辺りが赤く染まってきました。
 
 
石尾根の日の出富士山
 
 
 富士も淡く染まり、仄明るい空にシルエットが浮かびあがります。そして、太陽が海の向こうから湧き上がり、石尾根を照らす・・・・・刻々と変わる風景から目が離せません。
 
 
富士山
 
 
 
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 やがて朝のショーも終幕。一度太陽が顔を出すと、淡い色彩の世界はあっという間に追い払われ、気づけばいつもの明るい風景が広がっていました。
 
 避難小屋に戻ると、他の人たちは既に出発の準備に取り掛かっていました。自分はこれから朝食。朝は炊き込みご飯と豚汁。いずれもフリーズドライで本当に調理が楽です。これに缶詰の焼鳥。食事の量は十分ですが、水が残り少なく、あと200mlといったところ。昨日は水3Lを担ぎあげてきましたが、水場の無い避難小屋生活では結構ギリギリだったようです。どうやら今日は、奥多摩小屋の水場で補給する必要がありそうです。
 
 
 
 A 奥多摩小屋
 
 避難小屋を片付けて、山頂をあとにしたのは8時過ぎ。だいぶのんびりとした出発となりました。
 
 手持ちの温度計を見ると気温は-3℃。今日はさすがにアイゼンを装着。夜の冷え込みで、雪面はガチガチに凍っていて、下り斜面は滑り台のようになっています。
 
氷の斜面
下りは氷の滑り台
 
 
 天気は昨日と変わらずの快晴。歩き始めは景色を見る余裕もたっぷりで、こういう時の石尾根歩きは本当に最高の気分。右手は遮るものが一切無く、雲取山と対面して大きく飛龍山、その向こうには南アルプスの大展望です。時々足を止めては、景色を眺める。そんなことを繰り返しながらゆっくり下っていきます。
 
 
 
飛龍山
 
 
 
 奥多摩小屋には出発からわずか30分で到着。いや、コースタイム通りなんですが、やっぱり降りるのは早いですね。
 
 奥多摩小屋の水場は、山腹を少し降りたところにあり、ホースから細いながらも絶え間なく水が流れていました。この時期の水量が不安でしたが、流れてて良かった。小屋からは往復10分程度です。
 
奥多摩小屋の水場
奥多摩小屋の水場
 
 
 B フナ坂 〜 E 小袖登山口
 
 七ツ石山は帰りも回避。巻き道を通ってひたすら降ります。
 
 七ツ石山への分岐までに5人の登山者とすれ違いましたが、マムシ岩を過ぎてからは登山口まで人に出会うことはありませんでした。基本的に日帰りは難しいコースなので、日曜日は登ってくる人も少ないようです。
 
七ツ石山の巻道
七ツ石山の巻道
 
 
 堂所で小休止をとったあとは、登り尾根を軽快に駆け下りお昼前には車に到着。体力的には少々物足りないくらいでした。
 
 
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 今冬2度目の雪山ではありますが、予想していたよりも雪が少なく、あまり訓練にはならなかった気がします。
 
 とは言うものの、山頂からの展望や夕日・・・・十二分に楽しみました。遠いし、荷物は重くて大変ですが、山中で一夜を過ごすのは、やっぱりいいものだなあと思います。不便だけど贅沢、なんだか変な感じですね。
 
 なお、山頂には水場がないので麓から担いでくる必要があります。(流れていれば奥多摩小屋の水場でも補充できますが、出発前にご確認を) 山頂にはトイレもあります。外見は綺麗ですが、男性なら気にならない程度の状態。あとアイゼンは必須でしたが、今回くらいなら軽アイゼンでも十分だと思いました。
 
 展望の山頂に避難小屋。なんとも最強の組み合わせですね。
 
 
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        雲取山 訪問 2007/2/3
            登録 2008/6/30